きずな歯科クリニック

診療案内|新潟県三条市の歯医者・歯科|きずな歯科クリニック

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〒955-0852 新潟県三条市南四日町1-5-7-1

診療案内

むし歯

むし歯は、まず歯の表面のエナメル質に発生して、徐々に浸透していきます。初期に痛みはほとんどありませんが、歯の表面がくすみはじめ、光沢が減ってざらつく感じが出てきます(C1)。その後、象牙質まで進むと、冷たいものや熱いもので痛みを感じるようになります(C2)。

進行すると、象牙質の内側の「歯髄」という血管や神経が集まった場所に浸透していきます。さらに神経に到達すると、ズキズキと痛みます。ここまで進行すると削る量も増えますし、神経を取り除く可能性が出てきます(C3)。神経を取ってしまうと歯は脆くなるので、できるだけ残すように治療します。

むし歯の進行が進むと神経だけでなく、歯の表面のエナメル質、象牙質などがどんどん溶けていきます。歯の根の部分までむし歯が到達すると、歯の奥にある歯槽骨に膿が溜まります。こうなると腫れも出て痛みますから、抜歯の可能性が高くなります(C4)。

このような状態にならないためには、毎日のブラッシングや定期検診が必要です。ぜひ悪くなる前に当院にお越しください。

小児歯科

当院は歯科医師を始めとして、全スタッフが女性です。柔らかい対応を心がけていることもあり、お子さまに緊張感を与えにくい診療体制となっています。それでも治療を怖がるお子さまがいらっしゃった場合は、まず道具に慣れるトレーニングから始めます。

お子さまは自分ではなかなか歯と歯の間のブラッシングなど、細かいケアが難しいので、ブラッシングの指導を丁寧に行います。お子さまの場合はむし歯の進行も早いので、11~12歳までは保護者の方の仕上げ磨きを推奨しています。

小学校ではフッ素塗布を学校で行っているところが多いですが、それ以下の幼稚園児や保育園児は3~4ヶ月に一回はフッ素塗布をしてむし歯を予防しましょう。また、当院ではシリコン・シーラントの処置も行っています。シリコン・シーラントは歯の細かい溝を埋めて歯にむし歯菌が付きにくくする処置で、むし歯予防に有効です。お子さまのお口の健康を守るためにもぜひご検討ください。

歯周病

歯周病は成人の7割以上がかかっていると言われる病気であり、正しい知識を持つこととケアの意識を向上することが重要です。日々のブラッシングでも歯と歯の間、歯と歯ぐきの間などを意識して磨くようにしてください。

また、定期的に歯科医院に来ていただくことも非常に重要です。歯周ポケットを検査して歯周病が進行していないかを確認すること、歯科医院で行う歯石の除去や専用の機器を用いて行うPMTCなどは歯周病の予防に欠かせないものです。また、定期的に歯科医院に通うことはモチベーションの維持にもつながります。

毎日のセルフケアと合わせて、定期検診のために歯科医院に通う習慣をつけましょう。まずは一度検診にお越しください。お口の状況を確認し、どのくらいの期間で通うべきかをご案内します。月に一回など自主的にお越しになる方もいらっしゃいますが、3ヶ月に一回程度の方が多く、状況がよければ半年に一回でも構いません。